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服への情熱を仕事に!ニット産地に移住した輝くワーママ!仕事と育児の両立を支える力【移住者インタビュー】

こんにちは。移住コンシェルジュの中野です。五泉市に移住をされた方にお話を伺っています。

今回、お話を聞かせていただいたのは、長岡市から移住された山木さん。山木さんは市内にあるニット専門メーカー「有限会社サイフク」で、自社ブランドの開発メンバーとしてご活躍されています。

ー 五泉市に移住をした経緯を教えてください。

新潟県長岡市(旧三島郡)出身で、高校から服飾科がある学校で服作りについて学び、服飾専門学校卒業後は、ニット産地である隣町の見附市のニット会社に就職をしました。 その後、一旦服飾業界から離れましたが、30歳になるときに「やっぱり洋服を作る仕事がしたい」と思い、県内のニット会社や縫製会社など 色々調べました。そこで、五泉市のニット組合の方々が五泉ニットをブランド化することに力を入れているのを知り、そういった方たちと一緒に地域を盛り上げたり、知名度を上げていくことがすごく楽しそう!と思い、自社ブランドにも力を入れているサイフクに転職をしました。その頃は隣の秋葉区から通勤していましたが、五泉市出身の夫と出会い、結婚をきっかけに五泉に移住をしました。

入社のきっかけとなったSAIFUKUブランド
「雪国に使われる蓑から着想して生まれた″mino ″ポンチョシリーズ」

ー 五泉市の印象はいかがでしたか?

特産品がたくさんあり、ニットの産地でもあり、山や花がきれいでとても魅力的に思いました。 私の実家がある長岡は、長岡と言えど駅までバスで40分もかかる田舎で、コンビニやスーパー、飲食店が少なかったので、五泉はお店もたくさんあって超便利!と思いました。

ー 地元の人たちとはすぐに馴染めましたか?

夫が仕事先で農家さんたちから、食べきれないほどの山菜や野菜、果物をたくさんもらうので、近所や会社に配ったり、それをまたお返しし合ったりしてすぐに打ち解けました。

何個あるかなぁ~柿を並べて数えています

ー 五泉市の子育て環境はどうですか?

子どもが生まれて、育休中は子育て支援センターにほぼ毎日遊びに行っていました。五泉市内には子育て支援センターが5ヶ所あるのですが、遊具やイベントが違ったりするので、色んな所を回っていました。その時に知り合ったママ友たちとは今でも連絡を取ったり、たまに遊んだり、子育てをする上で助かっています。また、私が3週間の入院をしたことがあったのですが、市が運営するファミリー・サポート(略してファミサポ)を使い、ファミサポの方から、朝夕の保育園の送り迎えや夕ご飯まで食べさせていただきました。夫だけでは難しいこともご協力いただき、本当に助かりました!!これは、本当におすすめしたいです!

ー 五泉市の好きなところを教えてください。

私は洋服が好きなので、五泉がニットの産地というところも魅力的ですし、こだわりを持っている人が近くにいるというところも魅力に感じています。
また、夫の仕事が平日休みの時には、私は休憩時間を利用して、二人で五泉市内の飲食店にランチをしに行っています。 行ったことのないお店を回っているのですが、本当に、おいしい食堂や良いお店が多くて、とても良いです!

この夏食べた利休堂の冷やし中華

ー お仕事の内容について教えてください。

ニットの専門メーカー サイフクという会社でSAIFUKUブランドの2シリーズ「mino(みの)」と「226(つつむ)」を作る部署にいます。 企画段階からサンプルを作りながら検討して、商品として生み出したり、商品化することが決まれば生産現場へ指示も出します。その他に、自社でオンラインショップも運営しているのでその為の撮影やパンフレットを作ることなどにも関わっています。一つのタスクに集中するのではなく、ブランド拡大に関する様々なことを行うバイタリティが必要な部署になります。

今秋オープンした初の直営店「SAIFUKU SHOP」

ー やりがいを感じる瞬間は?

試行錯誤して作った商品をお客様が買ってくださり、商品レビューやお手紙、直接のお言葉などで、喜びの声を聞くと、すっごく嬉しくてやりがいも感じます。また、リピートして下さる方も本当に嬉しいですし、より喜んで頂ける商品を作ろう!と感じます。 また、作った商品をモデルさんが素敵に着てくれて、いい写真が撮れた時も一気にテンションが上がります。

山木さんのイチオシは、ご自身の妊娠時&産後にも活躍したという、「おなかをつつむニットパンツ」。伸縮性たっぷりで腹巻のようにお腹を包んでくれるので履き心地がバツグン!

ー 大変なことはありますか?

撮影前は色々と準備が重なるので大変ですね。撮影は年2回、春夏物、秋冬物と行います。先日行われた撮影では、来年の春夏物の撮影を行いました。新商品を作ることに加え、モデルさんが着るコーディネートを考えたり、どこの場所で撮るか、どういう雰囲気で撮るか、どの順番で着たら着替えやすいか、足りないアイテムの調達などなど山のような仕事があります。もちろん1人でやるわけではなく、ブランド部署のメンバー5人で力を合わせています。また、私においては2歳の子どもがいるので、撮影前は夫の協力なしでは難しいです。 先日の撮影も朝5:30出発・・・(笑)家事に関しても事前準備やその日に向けた時間調整も必要になります。夫が子どものご飯、洗濯、家事全般を協力してくれているからこそ、大好きな仕事ができています。

【撮影の裏側】写真だとバタバタ感が伝わらないですが現場は戦場です

ー 今後の展望や目標を教えてください。

仕事に関しては、この五泉という土地に暮らす私たちだからこそ生み出せるニットをつくり、お客様に喜んでもらいたい!ということは大前提として、その他、働く環境に関して、今の部署では子どもがいるスタッフは私が初めてでもあり、やっぱり子どもの事で急用や行事でお休みが増える事もあります。今後ブランドが拡大していった未来を考えると、好きな仕事を長く続けられるライフワークバランスを自分が経験しながら作って行くことも目標の1つです。

【ワークショップ準備の様子】工場で出た残糸や残反を知ってもらい、
ニットピンやキーリングを作れるワークショップも企画

ー 五泉市へ移住を考えている人へひとことお願いします。

私のきっかけは、日本一のニットの産地に関わるということが最初の目的でしたが、ライフスタイルが変わっても、色々な人がサポートしてくれて、応援してくれる環境がありました。子育て世代でも、安心して住める町だと思います。また、五泉でどんなことをしたいかわくわくしながら来ていただけると嬉しいです!

SAIFUKU SHOP
新潟県五泉市寺沢3-5-12
TEL:070-9323-1670
営業日 : 土曜・日曜
営業時間 10:00~16:00
ホームページ


山木さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!!インタビュー後には、山木さんが手がけたアイテムをご紹介していただき、山木さんが五泉ニットを大切に思う気持ちがとても伝わってきました。そして、五泉での暮らしも楽しんでいらっしゃってとっても素敵!と思いました。

あなたも、山木さんのように大好きなことをお仕事にしてみませんか?
五泉市は日本有数のニットの産地ということで、市内にはニット関連の企業が多数あります。また、ニットブランドの直営ショップも続々とオープンしていて、ファッション好きの方にはたまらないのではないでしょうか。

五泉市は、子育て支援センターファミリー・サポートなど、子育てに関するサポートも充実しています。

五泉市への移住をお考えの方、興味がある方は、まずはお気軽に五泉市移住コンシェルジュへご相談ください。

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