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【レポート】GOSEN KNIT FES 2023(アンバサダー企画)

地域おこし協力隊の本間です。
11月18日(土)・19日(日)に開催されたGOSEN KNIT FES 2023。
ニットの一大産地である新潟県五泉市で毎年開催され、今年で9回目の開催となりました。

毎年11月20日、語呂合わせで「いいニット」の日に一番近い土日に行われています。工場を見学できるオープンファクトリーを中心に繊維科学教室、五泉高校生による謎解きゲーム「Gosen Knit Quest」や有志の企画チーム、ニットフェスアンバサダーによるクラフトマルシェなど企画盛りだくさんで行われました。

今回の開催で私は、有志の企画チーム「ニットフェスアンバサダー(以下、アンバサダー)」としてイベントに参加していました。

アンバサダーとは

今年で4回目の実施となったアンバサダーは公募で集まりニットフェス・五泉を盛り上げたい、イベント運営に携わってみたい、新しい挑戦をしてみたいなど様々な思いを持ったメンバーが協力して、ニットフェスの中で一つの企画を立ち上げる有志の企画チームです。

ニットフェス×外部人材=無限の可能性
他の場所で学んでいる、働いているからこその新しい視点・発想を持ったアンバサダーの方たちを運営チームがサポートすることで化学反応が生まれる場となっています。アンバサダー側も運営側もメンバーそれぞれで違う考えに触れたり、仕事では経験できないことが出来たり、お互いにスキルアップになる実践の場として毎年行われています。

アンバサダーは活動終了後、イベントを形にした経験を糧にそれぞれの場所で活躍しています。実際に今回のニットフェスで行われた繊維科学教室はアンバサダーの経験者たちが立ち上げました。アンバサダーをきっかけに五泉に新しい動きが生まれているのは紛れもない事実です。

今年は7人が集まり、8月に活動を開始しました。3か月という期間で、アンバサダーは仕事、学業の合間を縫って準備をすすめてきました。今年のアンバサダー企画はクラフトマルシェ。

クラフトマルシェではハンドメイド作家さんによるニットを作る際に出る端材を使ったエコな作品の販売やワークショップのほか、ファッションショーやライブなどが行われました。

中でもファッションショーは五泉のニット会社が作っているニットの素晴らしさを知ってほしい、という思いで今年初めて挑戦した催しです。専門学生の丸山さんがリーダーとなり、様々な企業などから衣装の提供など協力を得ながら企画を完成させました。
モデルを募集し、親子での出演や会社の同僚、カップルなど、たくさんの方々にご参加頂き、なんと1日目には田邊正幸五泉市長にもご出演頂き、会場は大盛況となりました。

田邊正幸五泉市長



当初の想定よりも大勢の方にご来場いただき、二日目には二階席も開放しました。歩き終わった参加者は緊張がとけ、笑顔で参加者同士の交流や写真撮影を楽しんでいました。感謝の言葉も頂き、私たちアンバサダーも達成感、やりがいを感じた瞬間でした。

アンバサダー活動終了後の振返り会ではファッションショーのリーダーを務めた専門学生の丸山さんは「大変だったけどやって良かった。やりぬくことの大切さ、コミュニケーションの大切さを学んだ。」と話ししており、このアンバサダー活動の中で何か手ごたえを掴んだような力強い言葉に感じました。

ファッションショーリーダー丸山さん

私もアンバサダーに学生時代から参加しており、今年で3回目となりました。毎年たくさんのことを学び、様々な人たちとつながり、進路選択においては自分が地域おこし協力隊になった大きなきっかけになりました。来年アンバサダーが募集されるかは分かりませんが、少しでも興味を持った方は飛び込んでみてほしいです。

そしてニットフェスは来年、記念すべき10回目の開催を迎えます!
どんなイベントになるのか僕も今からワクワクが止まりません!!


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