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【五泉市出身漫画家】夏海ケイ原画展/ひぐらしのなく頃に令 ほか(5/12まで開催中!)

皆さん、こんにちは。移住コンシェルジュの中野です。新潟県は数々の有名な漫画家を輩出していて、マンガ王国とも言われていることをご存じでしたか?実は、五泉市も多くの漫画家・アニメーターさんの出身地なんですよ。
現在、五泉市出身で昨年画業20周年を迎えた夏海ケイ先生の原画展が村松郷土資料館で開催されており、私も見に行ってきました!


▶ 夏海ケイ先生プロフィール

夏海ケイ(1981~)
新潟県五泉市出身
新潟県立五泉高校卒業
JAM日本アニメ・マンガ専門学校卒業
2003年、スクウェア・エニックス発行の漫画雑誌「ガンガンパ
ワード」において『I`m あ 総理』でデビュー。第3回スクウェア・
エニックスマンガ大賞にて同作品が準大賞と審査員特別賞を受賞。
2004年から『王様の耳はオコノミミ』の連載、2008年から『うみ
ねこのなく頃に』シリーズの作画、2019年から『聖女の揺籃、毒
女の柩』の連載を行う。
現在は『ひぐらしのなく頃に令』シリーズの作画を担当している。
2023年12月に画業20周年を迎えた。

▶ 原画展の様子

原画展が開催されている五泉市村松郷土資料館

入り口には、「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」シリーズの原作者である竜騎士07先生と、夏海先生が以前講師を務めていた開志専門職大学から届いたお花が飾ってありました。

2階の特別展示室で開催中です

会場内は、夏海ケイ先生の原画で埋め尽くされていました!

「王様の耳はオコノミミ」原画
「うみねこのなく頃に」EP1・3・8 原画
「聖女の揺籃、毒女の柩」原画
「ひぐらしのなく頃に令 鬼熾し編」・「ひぐらしのなく頃に令 色尊し編」原画

原画展では主に「ネーム(下書き)」と「ペン入れ」と「完成原稿」が展示されていました。ネームと完成原稿では構図が変わっているものもあり、それぞれを見比べながら、途中で試行錯誤があったのかなと想像しながら楽しみました。実際の漫画では見ることができない、制作の過程を垣間見ることができて嬉しかったです!ペン入れで描かれていない部分(背景や建物など)には、アシスタントさんが指示を受けて描いている部分もあるそうで、そういう漫画の裏側も知ることができました!

原画のほかには、先生が実際に使用した道具や、絵を描くときに参考にした作画資料なども展示されていました。

※これから見に行かれる方のために、あえて全貌は明かしません

そして何よりも、夏海ケイ先生の描く絵が美しかったです!
漫画も見たくなっちゃいました!

原画展は、5月12日(日)まで開催されます。ぜひ皆さんも足を運んでみてください。

五泉市村松郷土資料館特別展「画業20周年記念 夏海ケイ原画展」
会  期: 令和6年3月1日(金曜日)~5月12日(日曜日)
開館時間: 午前10時~午後4時
休 館 日: 毎週木曜日
入 館 料:
一般(高校生以上) 130円
団体(20名以上) 100円
中学生以下 無料

▶ 夏海ケイ先生からひとこと

なんと今回、夏海先生からお言葉をちょうだいすることができました!先生ありがとうございます!!

原画展にお越しいただきありがとうございます。
今回、画業20年分の原稿の一部と、そのネーム(漫画原稿の設計図)を飾っていただいています。
「ひぐらしのなく頃に令」以前のものはいわゆるアナログ原稿で、1枚の原稿用紙を手作業で仕上げています。
筆跡や修正液の跡なども楽しんで見ていただけると嬉しいです。
原画展を通して、漫画というものに興味を持っていただけたら、漫画描きとしてとても幸せです。
                            夏海 ケイ

▶ 特別講座のお知らせ

そして!3月16日(土)には、村松公民館にて特別講座「原画展の楽しみ方~漫画の裏側の世界を知る~」が開催されます。こちらに参加をしてから原画展を見ると、更に楽しめそうです!

特別講座 「原画展の楽しみ方~漫画の裏側の世界を知る~」
講師: 新潟市マンガの家 新潟市マンガ・アニメ情報館 統括館長 小池 利春 さん
日時: 3月16日(土曜日)午前10時~11時30分
会場: 村松公民館3階 視聴覚室
定員: 50人(先着)
受講料: 一般(高校生以上)500円 中学生以下100円
申込方法: 電話またはメールでお申し込みください。

※お申し込みやお問い合わせは、下記のチラシ または 五泉市ホームページをご確認ください。

▲ 夏海ケイ原画展 チラシ(おもて)
▲ 夏海ケイ原画展 チラシ(うら)


最後までお読みいただきありがとうございます! 五泉市への移住をお考えの方、興味がある方は、まずはお気軽に五泉市移住コンシェルジュへご相談ください。